
高校入試に向けて「英語」を勉強したいのですが、どのような参考書を使えばいいのかわかりません。

本屋やネットに行ってみたんですけど、色々なものが多すぎて困っています。

確かに本屋にはさまざまな参考書が売っているから困るよね。

注意して選ばないと全く効果がなく、せっかく買ったのに無駄になってしまうよ。
参考書の選び方で成績はかなり変わります。そこで今回は、
・英単語、文法、長文読解のおすすめ参考書
・偏差値40以下→60まで上がる参考書ルート
ここら辺のお話をしたいと思います。
参考書と問題集の違いに注意する

参考書と問題集が本屋さんで売っていたんですけど、どっちを買えばいいんですか?

これを説明する前に参考書と問題集の違いを理解しないといけないね。
・「問題集」とはある程度基礎が固まった人がひたすら問題演習をするための本。

なるほどそんな違いがあったんですね。。

そのため英語が苦手な人や基礎力を身につけたい人は最初は参考書から始めるといいよ。

え〜でも問題集で問題をたくさん解いた方が成績が上がりそうな気がします。

実際は多く問題を解かないといけないんだ。でも君は英語が得意かい?

いや〜お恥ずかしい話なんですが、模擬試験では40点前後しか取ったことがありません。

じゃ〜問題集をやるとわからないことばかりで、勉強が嫌になる可能性があるよ。

ということは参考書で基礎をしっかり固めてから、問題集で問題をバリバリといたほうがいいってことなんですね。

その通りだね。まずは解き方や基礎をしっかり身につけるんだ。
問題集はある程度の基礎学力が身に付いている人に効果があります。しかしながら基礎学力が身に付いていない状況で問題集を解いてしまうと消化不良が発生します。
そうすることにより「勉強はなんか嫌だなぁ」と言うような負の連鎖が始まってきます。勉強する上で大切な事は継続すること。さらに基礎力を高める参考書を進めることです。
具体的な問題集や参考書の選び方はこちらで詳しくまとめています。
高校入試「英単語」成績を上げる参考書
偏差値40以下の人の参考書
偏差値が40以下の人はまずは圧倒的に基本がありません。さらに単語力もありません。もしかすると、アルファベットも怪しいかもしれません。

そのため最初は文法と単語の基礎力を徹底的に高めることがポイントになります。
全国の公立・私立高校の最新入試問題データを徹底分析した,高校入試の英単語帳の決定版。単語に加えて,単語のフレーズもランク順に並べ,入試に「出る」使い方が効率よく覚えられる。くわしく分かりやすい解説が満載。アプリと音声ダウンロードつき。
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特にこんなかでおすすめは「ランク順」。これをおすすめする最大の理由はなんと言っても

発音記号がアルファベットになっていること。
正直、英語が苦手な生徒が発音記号を理解して→英単語を覚えることはとても時間がかかり、苦痛に感じる生徒は多いです。
そのためカタカナ表記がされてあるランク順はシンプルで暗記しやすいです。
「ある程度の学力が身に付いている」、または「英単語には自信がある」と言う人はターゲットやシステム英単語がお勧めです。
英単語勉強法はこちら
文法はこれで基礎力を高める
中学1、2年生の復習が必要

英語が苦手な生徒は無理をせず、中学1年生の基本である「be動詞、一般動詞の復習」から行うことがとても大切です。
基本の基本からの参考書は以下のラインナップです。
中学生のみなさんが難しいと感じやすい、関係代名詞や不定詞、現在完了形などの項目には特に配慮し、学習のまとめができる頁を設けました。
英語は本を読んで理解したあとに、学んだ英文を何も見ないで言えるくらいまで音読し、定着させることが重要です。それにより、反射的に英語を理解したり使えるようになります。本書では解説で取り上げた英文と日本語を巻末に掲載し、CDに収録しました。音読トレーニングや、日本語を見てすぐに口頭で英語にする口頭英作文など、いろいろな練習ができます。
中学3年間で学ぶ英文法を基礎から無理なく総チェックできる準拠教材として、『ハイパー英語教室 中学英文法ドリル』(音読CD付)も用意されています。書いて、聞いて、声に出して覚えるアクティブな準拠教材です。
「中学英語の一番わかりやすい本ってどれ? 」「英語ってどう勉強したらいいんだろう? 」
そんな声にこたえた中学生のための個人授業(こじんじゅぎょう)『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズ
中学英語を超基礎レベルからやさしく解説。少しずつ、効率よく学べるようにわかりやすい解説(左ページ)+書き込み式の練習問題(右ページ)が見開きで勉強できる。参考書としても問題集としても使える。中学生の予習・復習はもちろん、高校生の復習や大人の学び直しにも大活躍。単語、文法、リスニングもこれ1冊。
わかりやすさを追求した参考書。英語が苦手な人でも理解できる内容となっています。

「ひとつひとつわかりやすく」シリーズがこの中で特に英語が苦手な人におすすめです。
<裏技>まじでやばい時はスタディサプリ

実は文法を独学で参考書だけで勉強すると理解不能になる可能性があります。

やっぱりそうなんですね。参考書で勉強しても理解できない時があります。正直困っています。

やっぱり塾とかに行った方がいいですか?

ん〜塾はあたり、ハズレがあり、さらに費用的にも高いので、塾に行く前に検討して欲しいのが「スタディサプリ」
参考書だけでは思うように進まない。そんな時は無理に参考書で勉強しないと言うのも一つの手です。
塾や家庭教師もいいですが、もっとおすすめなのがスタディサプリ。これは金額的にもコスパ最強です。
お金が一切かからない「無料体験」があるので試しに2週間習ってみることをおすすめします。
それでもダメな時は塾や家庭教師の可能性を考えた方がいいと思います。
高校入試で成績を上げてくれる「長文の参考書」
基礎単語、文法を身につけたらいよいよ長文にチャレンジです。

ただすぐに 入試問題を解くことができるほど入試は甘くはありません。
実際は中学1、2年生のレベルの長文から徐々に体を長文モードに慣らしていく必要があります。
長文の勉強方法はこちら
偏差値40→60に上げる参考書ルートは?
①ひたすら英単語のみを繰り返す
②英文法は内容をしっかり理解する
上記が厳しい場合は
③英語長文読解ができないとやはり点数は上がらない
④とどめの入試過去問題でライバルに差をつける!

特に①の英単語は徹底的に鍛えることが大切ですよ。