参考書選びは実は、難しい?何を買えばいいの?
うちの子供は全く勉強しないんですよ・・・。
仕事帰りに急いで、近くの本屋で、参考書を買ってあげたのに、全く勉強しないんです。。。先生、うちの子供はどうなっているんですかね~~他の生徒さんも勉強していないんですか??。
何かお困りの様ですね。参考書選びって大変ですよね。せっかく子供のためにと思って選んだ参考書。実は選び方を間違えると大変なことになってしまうんです。。。
ひえ〜〜そうだったんですか??なんか本屋に売っているものだから全て同じかと思っていました〜〜😭ぴえん
参考書は選び方次第で、全く意味がないもの、とても効果があるもの様々です。
そこで今回は、
- 押さえておきたい参考書選びのポイント
- 子供と参考書を買いに行った方が良いのか?
- 買ってはいけない危険な本屋さん?
ここら辺のお話をしたいと思います。
正しい参考書選びで絶対押さえておきたいポイントは?
その参考書は子供の学力に合っている?
それにしても、なぜ子供は参考書を買ったのに勉強しないのでしょうか?
実は子どもの学力に合わせた参考書選びをしなければ子供は勉強しません。
正確にはその参考書は「やらない」ではなく「やれない」状態になっている可能性があります。
もしかしてあなたが子供のために買った参考書は今の子供の学力にあっていないかもしれません。。。
参考書で勉強する時に注意しなければいけないことは「1人で勉強して理解できる参考書」でなければいけないということなんです。
解説はとても大切です。どこよりもめちゃめちゃわかりやすく解説が載っているものが最強です。
解説が薄い参考書は買わないほうがいい?
薄い参考書や問題集の方が子供がやる気になると思うんですがどうでしょうか?
確かに、薄い参考書や問題集を解く事は子供のやる気につながりとても良いことだと思います。しかし注意しなければいけない事は、解説までも薄いものを選んではいけないと言うことです。
薄い参考書、問題集では、答えだけしか書いていないものが存在します。これは絶対に買ってはいけません。。。
子供が1人で勉強する時を想像してください。もしわからない問題があった場合どうするでしょうか。おそらく解説を見ると思います。
この時に解説が載っていない、または解説が雑すぎる。といった場合は要注意です。そのような参考書は買ってはいけない参考書。
解説を見たときにしっかりと書いてある参考書や問題集であるならば問題はありません。
しかしながら、解説が薄い場合は絶対買わない方がいいです。というか買った瞬間に試合終了です。。。
解説が薄い参考書、問題集を買ってはいけない?
ちなみに、、、もし、解説が薄い参考書や問題集をそれを買ってしまったら、このようになる可能性があります。
- 最初は勉強します。
- わからない問題に出会います。
- 解説を見ます。
- 解説には答えだけしか載っていません。
- 子供は答えだけしか載っていないので、「なぜその答えになったのか」理解できません。
- やる気がめちゃ下がります。
- そして、やらなくなります。
これを私は「7つの地獄の無限ループ」と私は呼んでいます。
そして最終的にその参考書に、ほぼ手を付けないで机の置きっぱなしの状況になるでしょう。。。悲しいですね。。。
表紙にの見た目にダマされてはいけない?
子供は表紙のヴィジュアルをみて
「お〜〇〇えもんが書いてある。。。なんか可愛い❤️これがいい」
といいだしますが、子供の言いなりに大人はなってはいけません。必ず「解説の厚さ」を見てください。
参考書は子供と一緒に買いに行った方がいいの?
理想は子供と本屋さんに行ってください。子供が買いたいと思った参考書があります。その参考書の解説を子供に読ませ、理解できるか確認してください。
もしその解説を理解できるようであるならば買っても大丈夫です。
ただ、ここで「解説に何が書いてあるのかわからない」という状況なら、別の参考書を選ぶべきです。
あくまでも目安は、子供が1人で勉強することを想像してください。
5教科まとめて1冊に入っている参考書は危険なの?
5教科まとめてシリーズはコスパがいい感じがするけど?
参考書コーナーには「受験5教科まとめシリーズ」といって1冊にまとまっているものがあります。
あれはなかなか厄介者です。お金を少しでもかけたくない保護者は「5教科まとめ」と聞くと、とてもお得のように感じます。
これが実は落とし穴・・・5教科まとめてシリーズはある程度の基礎学力がついている人がやるべき。
もし、あなたの「子供の学力が基礎ができていない。」と感じているならば、各教科ごとの参考書を買うべきです。
さらにこの5教科シリーズは5教科がまとめて入っているので、1つ1つの内容が薄いので基礎力固めには不向きといえます。
もし英語の参考書選びで悩んでいる場合はこちらから
参考書が少なすぎる本屋で参考書は買わない方がいい?
よく地方の本屋さんであることなんですが、参考書の数がとても少ない本屋があります。。
参考書が少ないということは選択肢が少ないことを意味します。
そのため子供と参考書を買いに行ったとき
「・・・ま~とりあえずこれでいいか・・・。」
このような選び方になるので参考書が少ない本屋での購入はやめた方がいいと思います。少し遠くでもいいので大きい本屋をさがしてそちらで比較してから購入する方がいいと思います。
あと、ネットでの購入もレビューで判断するのもありですが、書籍の中身を見ることができないので、要検討って感じですね。
正しく参考書を使って勉強をしている人は少ない?
ここでよくある1つの例をあげます。
ちなみにこの生徒は中学3年生。時期は12月。校内試験300点くらい、実力テスト200点。
流石にこのままでは合格は厳しい。と思った母親は子供のために入試過去問題を買ってきました。
鼻息荒く興奮気味の母は子供に入試過去問をわたす。
ほら問題集買ってきたから早くこれを使って勉強しなさい!
保護者は入試過去問を買ってきたので安心感が上昇。うちの子供は「これで入試過去問を解きまくれば成績が上昇する」と思い込む。
ここで注意しなければいけないことがあります。それは生徒の現場の学力を正確に把握していないと言うことです。
とりあえず入試過去問題を子供にやらせれば大丈夫と言う認識では成績は一向に終わりません。
生徒の学力に合った問題集や参考書とかなければ成績は上がりません。
そのためせっかく買ってきたのになぜ勉強しないのかと子供に問い正したとしても意味は全くありません。
大切な事は現場の学力を把握してそれに合った問題集や参考書をやる事です。
入試過去問と参考書は全く違う?
先ほどの例の続きなのですが。。。
おそらく、その後の子供はこのように変化するかもしれません。
子供は最初の数日間はその入試過去問を眺めますが、あとは机の上に放置してゲームしているでしょう。
だって、、、子供はその問題集がわからないんです。。。解けないんです。。。
子供の学力に合っていないものを選んでしまうと、無駄になってしまいます。
どうして、参考書買ってきたのに!!勉強やらないの!!」
・・・いやいや、結論あなたが選んだといっている参考書が間違っている。子供は正しい選択をしているということを忘れないでください。
この子供の行動は正しい。先ほどもお話した通り、この保護者が買った入試過去問を、現状の子供の学力では解くことができないからです。
そもそもまだ、入試過去問題を解けるレベルになっていない。それに気づかずに、ただ、買ってきたからやりなさい。はっきりいって、乱暴すぎます。
まとめ
子供の今学力に合った参考書
5教科まとめ問題集、過去問題は要注意