共通テストが近づいてきたんですけど。。。やっぱり英語が時間通りに解くことができません。。。
制限時間がなければ当たる様になってきたんだけど、、、時間を意識しすぎて正解率が下がってしまいます。
確かに時間通りに英語のリーディングを読み終えることは難しいよね。。。
でも共通テストが近づいてきているから、「時間がない」といつまでも嘆いている場合ではないよね。
そうなんです。言い訳をしている場合ではないんです。なんとか7、8割取れれば。。。
受験は戦術!よっしゃ!ではとっておきをご紹介しよう。
今回の記事では
- 「戦術的に」時間を短縮する方法
- 「勉強して」時間短縮する方法
ここら辺のお話をしたいと思います。
時間を作り出すために
時間短縮方法
では早速時間短縮の戦術をお伝えしますね。
具体的に時間を短縮方法ってあるんですか?
そうだね。時間短縮方法はあるよ。「苦手な問題を飛ばしてあとで問題を解く」って方法なんだよ
そんなことって誰でも知っていますよ・・・。飛ばしてしまえば時間ができます。当たり前じゃないですか。
やっぱり、全ての問題を解かないと不安です。
確かに君たちのその気持ちはよく分かるよ。でも受験では満点を取る必要がないってことも忘れてはいけないよ。
本音で言えば、全ての問題を時間内で解き終えてほしいよ。でもそうはいかないから困っているはず。
時間内で問題を解き終えることはとても大切なことです。
それ以上に大切なことがあります。
それは入試で、目標点とする7割〜8割を取ること。目標を達成するために戦略的に戦わなければいけません。
考え方を変えれば2割から3割を捨てていいということになります。
ここら辺を捨てきれず、受験本番で時間切れになり、結局5割しかできませんでした。という受験生を私は多くみてきました。
もちろん受験までまだ時間がある場合は別の方法もありますが、直前期であれば思い切って捨てる戦術も視野に入れる必要があります。
どの大問を飛ばすのが理想的なの?
でも問題を飛ばすってちょっと怖いです・・・。
あくまでも戦略として有効ってことだよ。もちろん時間内で全てを解き終えることが理想的だけどね。
じゃ、どの大問を飛ばすことが理想的なんですか?
おっ、いい質問だね。得点配分を考えると大問2、3が理想的だね。
大問1は解いてもいいんですか。
大問1はかなり難易度が緩く簡単な英文問題。だから、ここは解きたい。この大問1でリズムをつかむんだ。ウオーミングアップって感じだね。
実際、どの問題を飛ばした方がいいか。なかなか悩みどころですね。
もちろん個人差があると思いますが、もし問題を飛ばすとしたら、やはり大問2、3が理想的ですね。大問1ではリズムをつかみたい。
大問4〜6は配点が高いので飛ばすことはできません。
日ごろの演習の中で自分がどこが苦手かを把握し、本番に備えて準備することがとても大切です。
でも、問題を飛ばすのはなんとなくわかったんですけど、できれば勉強して解けると、気持ち的に安心できるんですが・・・。
そうだよね。じゃあ、実際、共通テストがどのような試験なのかをみて、攻略するための具体的な勉強方法のお話をするね。
まずは戦う相手をちゃんと分析!!
共通テストの勉強方法
共通テストの英語を制限時間、配点
まずは共通テストという相手はどのようなテストなのか見てみましょう。
ざっくり点数配分を見てみると
- 大問1〜3は1問2点
- 大問4〜6は3点〜5点
試験時間は80分。その中で基本的な配分は以下の様になります。もちろん得意、苦手で時間の使い方はバラバラになりますけど、、、
- 第1問 6分
- 第2問 13分
- 第3問 11分
- 第4問 10分
- 第5問 15分
- 第6問 25分
は!!この時間は80分ギリギリに終わる時間配分ですよね。これじゃ、見直しが全くできないです。。。
そうなんだよ。ここで問題はどのようにして時間を作り出すかなんだよね。
スピードを意識するのは1番最後?
そういえば素早く問題を解く事を意識することはとても大切なことなんだけど。。。ちょっと注意してほしいことがあるんだ。
長文で注意するポイントってあるんですか?
もちろんあるんだ。スピードを意識するのは1番最後ということなんだ。
1番最後っていうのはどういうことですか?
それは基礎が固まってしっかり問題が解けるレベルになった人が最後にスピードを意識すればいいってことなんだ。
え〜もう少し具体的に教えてください。
英語の長文で必要なことは、
- 単語、イディオム、文法の基礎知識をストックする
- 英文解釈、構文を理解できるようにする
- どのような英文も精読ができる
- 問題を解くときに「なんとなく」で問題をとかない(フィーリングではなくリーズニングで問題を解く)
- 上記の内容をクリアしてからスピードを意識する。
共通テストで8割を取る参考書はこちらでご紹介しています。
要するにスピードを意識するのは最後なんだよ
もし君が単語、イディオムを覚えていないのならばまだ「1」の段階なんだ。スピードを意識するのはまだ早いよ。
え〜そうだったんですか。なんかスピードばかり意識してしまい大切なことを忘れてしまっていました。
共通テスト(英語)は本当に基礎だけで十分?
共通テストの英語は基本だから基本的なことを勉強していれば大丈夫なんですよね?
確かに、問題のレベルは基本的な内容をしっかり抑えられれば平均点5割〜6割くらいは解ける様になると思うよ。
5、6割は毎回取れるようになっているんですけど、全く7、8割に入りません。全然、4月から伸びないです。
基本を抑えているだけでは、5、6割で止まってしまいます。
なぜこのような生徒は多いのでしょうか?
これは以下の問題が考えられます。
- 演習不足
- フィーリングで解いている
- リーズニングで解く練習をしていない
- 答え合わせだけしかしていない(模試の復習をしていない)
- 時間を意識していない
うわ〜ほとんど当てはまっています。。。
現役生は特にここら辺を意識していない傾向が強いね。
共通テストの英語で時間を作り出すための具体的勉強方法
やはり共通テストでは
- 演習不足
- 答え合わせだけしかしていない(模試の復習をしていない)
- 時間を意識していない
ここら辺の問題点が時間が考えられます。逆にいうと、これらを全てできれば時間はかなり短縮されることになります。
- 演習不足を解消する
- 模試の復習をしっかり行う
- 時間を意識する
今回の勉強方法は1つの共通テストの英語の勉強方法を提案してみました。まさかの時間内で終わらないので、苦手な問題をやらないで時間を作り出すという荒技でした。
もちろんこれを実施するかしないかはあなた次第です。
大切なことはどの様にして目標の点数をとり自分の進路を実現させるかです。
それではみなさんの合格を楽しみに待っています。
「本番で急いで解かないといけないので正答率が下がってしまう生徒に向けた内容となっています。