暗記は頑張っているんだけど成績が上がらない?
は〜受験勉強は暗記が大切・・・。でも、成績がなかなか上がりません。
悩み事があるようだね。今回は暗記かな。
はい、そうです。基本的な語句はほとんど暗記したつもりなんですが、実際入試問題を解いてみるとなかなか解けなくて。。
そうか〜、実は入試問題は語句を暗記しただけでは高得点はなかなか厳しいんだよ。。
今回の記事では、
- 暗記だけでは成績は上がらない理由
- 暗記したらどうすればいいの?
- <受験生必見>入試問題を解くための勉強方法の手順
ここら辺のお話をしたいと思います。
悩める君よ。がんばれ〜〜〜。
語句を暗記しただけでは成績は上がらない?
やっぱり、語句の暗記だけでは成績は上がらないんですか。
残念だけど、語句の暗記だけでは成績は上がらないよ。
でも、社会とかは暗記だから簡単だ。ってよく言われます。
じゃ〜入試問題をちょっと見てみよう。
入試問題を見てみると・・・やっぱり、暗記だけでは厳しい?
令和2年宮城県公立入試の社会の問題です。特に見て欲しいのがまず問題文です。
問題文を見て分かる通り、かなりの膨大な文章を読み込まなければいけません。まずはこれが、めちゃ大変なんです。
さらに入試問題を詳しく見てみると資料の読み取りや地図の読み取り。歴史的な背後にある説明問題。
後は今話題になっている社会の時事問題が公民の中で出題されています。
解答を見てみると語句の問題が少ない?
解答を見ると、、、語句を問われる問題は数問しかありません。
説明しなければいけない問題も入っています。後は記号で答える問題が大半になっています。
問題と解答を見てみたんですけど、語句を聞いてくる問題はかなり少ないですね。学校のテストだと結構多かったんですけど。。。
学校のテストでは、学校のワークや問題集を何度も繰り返して暗記していたから、結構点数はよかったです。でも模試では全然点数が取れません。
なるほどね。学校のテストでは基礎の語句をテストで確認することは多いよ。でも、入試問題は見て分かる通り、全く別物なんだ。
実はここにあるトリックが隠されているんだ。
ひえ〜〜じゃ、、、どうすればいいんだ〜。
暗記は最低限必要?
結論からお話しすると、やはり暗記は最低限必要です。
よく世の中では暗記はしなくても解ける。という謳い文句が流行っていますが、そんなに受験は簡単ではありません。
暗記は地味な作業かもしれません。。。でもこの繰り返しがとても大切なんです。
もし仮に、今現在あなた自身が何も暗記せず、知識が全くない状況で入試問題を解く事はとても危険だと思います。
おそらく、何も覚えていない状況で問題を解くとどうなるでしょうか。当然、入試問題が全く解けず消化不良が起きてしまいます。
消化不良が起きると人は何を考え出すでしょうか。当然、もういいやってことになります。
嫌な勉強をずっと続けていても成績は上がりません。
暗記しないで、入試問題だけを解いては合格は厳しい?
じゃ、暗記しないで、入試問題だけを解けば成績は上がるってことですか。
それも違うんだよ。入試問題はそんなに甘くはないんだよ。。。
実は・・・暗記は必要なんだ。
え〜でもさっき入試問題には語句を聞いてくる問題は出ないって言っていましたよね。実際入試問題も語句の問題は少なかったけど。。。
ここでとても大切なことを話すね。入試問題は基礎事項を暗記していることが前提として問題が作られているってことなんだ。
つまり、基本事項を暗記していない状況では入試問題は解くことは厳しいってことになるんだ。
なるほど。。。だから、暗記は必要だって言っていたんですね。
そうなんだよ。だから、暗記が悪いのではなく、大切なことは「基礎を暗記したら、入試問題を解く流れを作る」ことなんだ。
<受験生必見>入試問題を解くための手順
じゃ〜入試問題を解くためにはどうすればいいんですか。
それでは入試問題を解くための手順を教えるよ〜。
入試問題を解くにはやはり準備が必要になります。確かにすぐに過去問題を解きたい気持ちとてもよくわかります。
しかしながら、その過去問を解くためには何度も言うようですが、ある程度の準備が必要になります。
基礎力高めるためには学校のワークが最適?
ではこの基礎とは何か少し確認してみたいと思います。
基礎力とは学校のワークが全て頭に叩き込まれている状況です。ここら辺をおろそかにしてはいけません。
学校のワークにはそんなに難問や奇問などは入っていません。このワークレベルが解けなければ、入試問題は厳しいと思います。
そのため受験勉強始めようと思ったら、
まずは学校のワーク隅々までやる。そしてわからない問題が一問もないレベルにする。
これができれば基礎は完成です。
学校のワークを繰り返したら、その次は?
学校のワークを繰り返して頭に基礎事項を叩き込んだら、次にやることはいよいよ入試問題です。
入試問題を解くときに大切なことは
- 自分の苦手分野を発見すること
- 入試ではどのように解答すればいいか
- 入試の出題傾向はどのようになっているのか
過去問から苦手分野の発見をする
過去問を解くことで自分がどのような問題が苦手でどのような問題が得意かを把握することができます。
得意問題は確実に点数にできるようにしたいところです。
また苦手問題が出てきたときにその問題をどのように対応すれば、解けることができるのかを考えることがとても大切になります。
過去問から解答の仕方、書き方を勉強すること
何度も言いますが、語句の暗記だけでは入試の解答の仕方は身につきません。
過去問を勉強する際に解答を必ず確認し、なぜその答えになるのかを徹底的に分析することがとても大切です。
ここら辺を中途半端にしては成績が上がりません。
徹底的に解答を分析することはとても大切です。
過去問を使い入試問題を分析する
もういちど入試問題を見てみましょう。入試問題を見てわかるとおり校内試験と出題のされ方は全く違います。
社会であれば資料の読み取りや、その社会背景にある問題点などを説明できる能力が必要です。ただインプットしているだけでは上がりません。
もちろん理科でも同じようなことがいえます。に関して言えば語句を暗記するだけでは対応できません。実験結果からどのようなことが考えられるのなどを読み取るの能力が必要とされています。
大切なことは
過去問はどんな問題が出ている?説明問題?資料の読み取り?実験考察などなど。
ここら辺をできるようになることがとても大切。
さ〜入試も近づいてきました。後悔しないようにファイト〜〜