2027年度 宮城県公立高校入試完全ガイド|日程・Web出願・選抜方法・合格発表まで解説

2027年度(令和9年度)の宮城県公立高校入試について、正式な選抜要項が宮城県教育委員会から発表されました。

中学3年生や保護者の方からすると、

「入試はいつ?」
「出願はいつから?」
「Web出願はどうやるの?」
「出願希望調査と本出願は何が違う?」
「共通選抜と特色選抜はどちらを受けるの?」
「合格発表はいつ?」

など、分かりにくいことも多いと思います。

この記事では、2026年9月11日に宮城県から公表された「令和9年度 宮城県公立高等学校入学者選抜要項」をもとに、2027年度の宮城県高校入試について分かりやすく解説します。

特に今年の中学3年生は、これから「出願希望調査→本出願→入試」と一気に受験が現実的になっていきます。

まずは全体の日程を把握しておきましょう。

※この記事は2026年9月14日時点の宮城県教育委員会の公式情報をもとに作成しています。今後、新しい情報が発表された場合は随時更新します。

【結論】2027年度宮城県公立高校入試は3月3日

まず一番重要な日程です。

2027年度(令和9年度)の宮城県公立高校入試・第一次募集の本試験は、

2027年3月3日(水)

に実施されます。

追試験は、

2027年3月9日(火)

合格発表は、

2027年3月15日(月)

です。

受験生はまず、この3日を覚えておきましょう。

特に中学3年生にとって重要なのは、「3月3日まであと何日あるか」を意識して勉強することです。

まだ時間があるように感じるかもしれません。

しかし、実際には12月から出願希望調査が始まり、1月にはその結果が発表され、2月には本出願となります。

志望校を本格的に決める時期は、入試直前ではありません。

秋から冬にかけて、模試や実力テストの結果を確認しながら志望校を絞っていくことになります。

2027年度宮城県高校入試の日程

受験生・保護者の方が押さえておきたい主な日程は次の通りです。

出願希望調査の志願先登録
2026年12月10日(木)~2027年1月11日(月)

中学校による確認登録
2027年1月12日(火)~1月14日(木)正午

出願希望調査結果の公表
2027年1月20日(水)

第一次募集の基本情報登録
2027年1月18日(月)から可能

第一次募集の出願手続
2027年2月9日(火)~2月16日(火)午前11時

受験票の交付
2027年2月19日(金)午後3時以降

第一次募集・本試験
2027年3月3日(水)

追試験
2027年3月9日(火)

第一次募集合格発表
2027年3月15日(月)

第二次募集出願
2027年3月16日(火)~3月18日(木)午前11時

第二次募集検査
2027年3月19日(金)

第二次募集合格発表
2027年3月19日(金)または3月23日(火)

第二次募集の合格発表日は実施校によって異なります。

「出願希望調査」と「本出願」は違います

ここは保護者の方からも質問されやすいところです。

宮城県では、本出願の前に「出願希望調査」が行われます。

2027年度は、

2026年12月10日~2027年1月11日

にウェブ出願システムから志願先を登録します。

そして1月20日に高校ごとの希望者数が公表されます。

例えば、

募集定員200人
希望者240人

なら、希望倍率は1.20倍ということになります。

ただし、ここで非常に大切なのが、

出願希望調査=最終的な出願ではない

ということです。

出願希望調査は、その時点で「どの高校を希望しているか」を調査するものです。

その結果を見てから、実際の志望校についてもう一度考えることができます。

ですから、

「希望倍率が高かったから志望校を変更する」

という生徒もいますし、

「倍率は高いけれど、この高校に行きたいからそのまま受験する」

という生徒もいます。

倍率だけで志望校を決める必要はありません。

新みやぎ模試、学校の実力テスト、内申点、過去問の得点なども含めて総合的に判断することが大切です。

【内部リンク:新みやぎ模試の判定の見方】

【内部リンク:宮城県高校入試の倍率の見方】

2027年度もWeb出願

2027年度の宮城県公立高校入試では、出願手続きをウェブ出願システムで行います。

宮城県の高校入試では2026年度入試からWeb出願が導入されており、2027年度も引き続きウェブ出願となります。

氏名などの必要事項を入力し、写真などを登録して手続きを進めます。

受験票についてもシステムを利用する形になります。

宮城県は2027年度入試用の「ウェブ出願のページ」を2026年10月下旬に公開する予定です。

そのため、具体的な操作方法については公開後に確認する必要があります。

宮城県高校受験ラボでも、Web出願ページが正式公開された段階で、

「2027年度宮城県高校入試Web出願のやり方」

として、別の記事で詳しく解説する予定です。

第一次募集では5教科の学力検査

第一次募集の学力検査は、

国語・社会・数学・理科・英語

の5教科です。

宮城県の公立高校入試では、基本的にこの5教科の学力検査と調査書を使って合否を判定します。

さらに高校・学科によっては、面接・実技・作文などが行われる場合があります。

ここで注意してほしいのが、

同じ宮城県公立高校でも、合否判定の方法は高校によって違う

ということです。

「友達が○○高校を受験するから同じ対策をすればいい」というわけではありません。

自分が志望する高校の選抜方法を確認する必要があります。

共通選抜と特色選抜とは?

宮城県公立高校入試では、原則として、

共通選抜

特色選抜

という2つの方法で合否判定を行います。

「自分は共通選抜を受けるの?」
「私は特色選抜?」

と混乱する生徒もいますが、基本的には受験生がどちらか一方を選択して受験する制度ではありません。

高校側が定めた順序に従って選抜します。

つまり、

「共通選抜→特色選抜」

という高校もあれば、

「特色選抜→共通選抜」

という高校もあります。

さらに共通選抜での学力検査と調査書の比重、特色選抜で重視される教科や評定なども高校によって異なります。

ここは志望校が決まったら必ず確認しておきたいところです。

共通選抜では「当日点+内申点」が重要

共通選抜では、学力検査と調査書の両方を使って選抜します。

そのため、

「入試で点数を取れば内申点は関係ない」

という考え方は正しくありません。

逆に、

「内申点が高いから入試の点数が低くても大丈夫」

とも言い切れません。

学力検査と調査書の比重は高校・学科によって異なります。

そのため、志望校を決める際には偏差値だけではなく、

自分の内申点と、その高校の選抜方法が合っているか

まで確認することが大切です。

【内部リンク:宮城県高校入試の内申点の計算方法】

特色選抜は「面接入試」という意味ではありません

「特色選抜」という名前を見ると、

「面接や部活動の実績で合格する入試」

と思う人もいるかもしれません。

しかし、必ずしもそうではありません。

特色選抜でも学力検査や調査書を使います。

高校によっては特定教科の学力検査点を重くしたり、特定学年・教科の評定を重くしたりします。

また、高校によって面接・作文・実技などを実施する場合があります。

つまり特色選抜とは、

その高校が「どのような生徒を評価したいか」を反映した選抜

と考えると分かりやすいでしょう。

志望校の特色選抜で何が重視されるのかを知ることは、受験戦略を考えるうえで非常に重要です。

2027年度の募集定員は減少

2027年度の宮城県公立高校入試では、全日制課程の募集定員は

13,200人

です。

2026年度の13,400人から200人減少します。

全日制と定時制を合わせると14,160人です。

背景には少子化があります。

一方で、単純に高校が減るだけではありません。

2027年度には、新しい高校も誕生します。

2027年度は高校再編にも注目

2027年度の宮城県高校入試では、大きな学校再編があります。

大崎地区では、

松山高校
鹿島台商業高校
南郷高校

の3校が再編され、

宮城県大崎創成高等学校

が開校します。

募集定員は160人。

「アグリ・フード・ビジネス科」を設置し、農業・家庭・商業を横断して学ぶ新しい専門高校です。

高校生カフェなど、これまでの高校にはなかった取り組みも予定されています。

【内部リンク:大崎創成高校とは?2027年開校|学科・入試・偏差値・特色を解説】

また、中部地区には広瀬ideal高校が新設されます。

こちらは通常の特色選抜とは異なる「ideal選抜」を実施します。

さらに中新田高校では、普通科を「未来創造科」へ改編する予定です。

2027年度は、単に入試の日程だけを見るのではなく、

「高校そのものが変わる年」

として学校選びを考える必要があります。

追試験は3月9日

やむを得ない事情によって3月3日の本試験を受験できなかった場合には、追試験があります。

2027年度の追試験日は、

3月9日(火)

です。

追試験についても、学力検査や面接・実技・作文などは原則として第一次募集に準じて実施されます。

対象となる事情や手続きについては、実際に必要となった場合には必ず在籍中学校を通して確認してください。

合格発表は3月15日

第一次募集の合格発表は、

2027年3月15日(月)

です。

そして第一次募集で募集定員に達しなかった高校・学科では、第二次募集が実施されます。

第二次募集の検査日は3月19日です。

ただし、

「倍率が1倍を下回った=必ず全員合格」

という意味ではありません。

入学者選抜ですので、高校側が定める基準に基づいて選抜が行われます。

倍率だけを見て「絶対に受かる」と判断しないようにしましょう。

9月から入試まで、何をすればいい?

この記事を書いている2026年9月時点では、入試本番までまだ約半年あります。

しかし、中学3年生にとってはここからが非常に重要です。

秋は、学校の定期テスト・実力テスト・新みやぎ模試などを使って、自分の現在位置を確認する時期です。

そして冬になると志望校を具体的に決めなければなりません。

私が受験生に特に意識してほしいのは、

「偏差値だけで高校を決めない」

ということです。

例えば同じ偏差値帯の高校でも、

学力検査を重視する高校
調査書を重視する高校
特色選抜で特定教科を重視する高校
面接を行う高校

など、選抜方法は違います。

自分の現在の学力、内申点、得意科目、苦手科目まで含めて志望校を考えていきましょう。

新みやぎ模試は「判定」だけを見ない

宮城県の高校受験では、新みやぎ模試を受験している中学生も多いと思います。

模試を受けたとき、

「A判定だった!」
「C判定だった……」

だけで終わっていませんか?

本当に見るべきなのは判定だけではありません。

教科ごとの得点、偏差値、正答率、志望校との差、そして「どこを改善すれば点数が上がるのか」を確認することが重要です。

特に秋以降は、

模試を受ける→弱点を発見する→勉強する→次の模試で確認する

というサイクルを作りましょう。

【内部リンク:新みやぎ模試C判定でも合格できる?判定の見方を解説】

倍率が出ても慌てない

1月20日に出願希望調査の結果が発表されると、

「○○高校1.4倍!」

といった数字を見て、不安になる受験生が毎年います。

しかし、出願希望調査は最終倍率ではありません。

そこから志望校を変更する生徒もいます。

また、倍率が高いから不合格になるわけでも、倍率が低いから合格できるわけでもありません。

大切なのは、

「倍率が何倍か」

だけではなく、

「自分が合格ラインに届く力をつけられているか」

です。

倍率は参考にしながらも、必要以上に振り回されないようにしましょう。

保護者の方へ|冬になって突然志望校を決めないために

中学3年生本人に、

「どこの高校に行きたい?」

と聞いても、

「まだ分からない」

という答えが返ってくることは珍しくありません。

だからといって、12月や1月まで高校について何も考えないのはおすすめできません。

秋のうちから学校説明会やオープンスクール、学校のホームページなどを利用して、

「どんな高校があるのか」

を知っておくことが大切です。

そして、

現在の成績
本人の興味
高校卒業後の進路
通学時間
学校の雰囲気
部活動
高校で学べる内容

などを一緒に考えていきましょう。

「行ける高校」だけではなく、

「入学してから3年間頑張れる高校」

を選ぶことが大切だと私は考えています。

大崎地域で高校受験・志望校選びに迷っている方へ

大崎地域でも、

古川高校
古川黎明高校
中新田高校
岩出山高校
小牛田農林高校
大崎中央高校
そして2027年度に開校する大崎創成高校

など、さまざまな選択肢があります。

偏差値だけを見れば簡単に順位をつけることはできます。

しかし、本当の進路指導はそれだけではありません。

現在の学力や内申点、本人の性格、得意科目、将来やりたいことなどによって、合う高校は変わります。

ロックブックゼミ古川校でも、大崎地域の中学生を対象に高校受験・進路についての学習相談を行っています。

新みやぎ模試や実力テストなどの結果があれば、数字を見ながら現在の位置と今後必要な勉強について一緒に確認できます。

「今の成績でどこを目指せるのか分からない」

「古川高校と古川黎明高校で迷っている」

「大崎創成高校について知りたい」

「模試の判定をどう見ればいいか分からない」

という場合は、一度進路について考えてみてください。

よくある質問

Q. 2027年度の宮城県公立高校入試はいつですか?

第一次募集の本試験は2027年3月3日(水)です。

追試験は3月9日(火)、第一次募集の合格発表は3月15日(月)です。

Q. 出願希望調査はいつですか?

志願者による志願先登録期間は2026年12月10日(木)から2027年1月11日(月)までです。

結果は1月20日(水)に公表されます。

Q. 出願希望調査で登録した高校を必ず受験しなければいけませんか?

出願希望調査は本出願そのものではありません。

調査結果や模試、実力テストなどを確認したうえで、最終的な志望校を考えることができます。

Q. 本出願はいつですか?

第一次募集の出願手続は2027年2月9日(火)から2月16日(火)午前11時までです。

Q. 宮城県高校入試はWeb出願ですか?

はい。

2027年度もウェブ出願システムを利用します。

2027年度入試用のWeb出願ページは2026年10月下旬に公開予定です。

Q. 入試は何教科ですか?

第一次募集では国語・社会・数学・理科・英語の5教科の学力検査が実施されます。

学校・学科によっては面接・実技・作文などを実施する場合があります。

Q. 共通選抜と特色選抜は自分で選ぶのですか?

基本的に「私は共通選抜だけ」「私は特色選抜だけ」という形で受験生が選択するものではありません。

各高校が定めた選抜方法・順序に従って合否判定が行われます。

Q. 第二次募集は必ずありますか?

いいえ。

第一次募集の合格者数が募集定員に満たない高校・学科で実施されます。

2027年度の第二次募集の検査日は3月19日(金)です。

まとめ|2027年度宮城県高校入試は「今から」が大切

2027年度の宮城県公立高校入試は、3月3日に第一次募集の本試験が実施されます。

しかし、本当の受験は3月から始まるわけではありません。

12月には出願希望調査が始まり、1月20日にはその結果が発表され、2月には本出願です。

つまり、秋から冬にかけての勉強が非常に重要になります。

これから受験生にやってほしいのは、

「志望校を決めること」だけではありません。

自分の現在の学力を知り、志望校との距離を確認し、その差を一つずつ埋めていくことです。

過去の成績は変えられません。

しかし、

3月3日の入試で取る点数は、これからの勉強で変えることができます。

宮城県高校受験ラボでは、今後も2027年度宮城県高校入試について、

出願希望調査
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Web出願
古川高校・古川黎明高校などの高校別入試情報

を随時更新していきます。

受験まで残された時間を、「まだ半年ある」ではなく、

「半年あれば、まだ変えられる」

と考えて、一日ずつ積み重ねていきましょう。

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