高校入試1週間前の勉強法と過ごし方<7つの約束事>

目次

高校入試1週間前はどのように過ごせばいいの?

いよいよ、入試1週間前。この時期になると、

生徒

「周りの友達の成績が気になる・・・。」

生徒

「自分は合格できるのだろうか・・・。」

生徒

「もっと勉強しとけばよかった・・・。」

などなど、

この記事でわかること
  • なぜ気持ちが不安になるのか?
  • 各教科の勉強方法
  • 不安を取り除く7つの方法

ここら辺のお話をしたいと思います。

受験1週間前なのに、なぜ不安になるのか?

受験勉強は難しいです。はっきりいって。

実際、何を勉強していいかわからず、いろいろ必死だったと思います。

成績があがらず、いろいろな勉強方法を試してみた結果、ようやく成績があがってきました。

もちろん、思うように成績が上がらなかった人様々います。

何とか成績があがってたけど、、、本当に合格できるか不安になる。そして、入試直前に何をやればいいのかわからなくなる。。。

先生

受験生は不安になり、直前期に何をしていいかわからなくなるんだよ。

まずはこのブログの内容を頭にいれて冷静になろう。

そして合格を勝ち取ろう。

それでは、具体的に各教科の勉強方法を確認してみましょう。

高校入試1週間前「英語」の勉強方法

単語、イディオム、長文の確認(復習)

あくまでも単語、イディオムは暗記できなかったところを毎日音読し暗記すること。

特に、暗記もれをなくすことがとても大切です。長文は今まで解いてきた長文を解きなおす。

ここで注意しなければいけないのが「新しい長文は極力、解かない」ということ。

新しい長文を解くことは悪いことではありません。

しかしながらこの時にその問題が解けなかったときに不安がかなり高まります。そのため、一度「解いたことがある入試長文を解き、自分に自信をつけることが大切」

高校入試「数学」の直前の勉強方法

「基本の公式の確認」と「今まで解いてきた問題の解きなおし」

特に一度解いたことがある、

関数、証明問題を解き直し、解答のプロセスを再確認にして、どのようにしてその問題の解答にもっていったのかを考えることが大切」です。

そして、今までやってきた問題を復習し自分に自信をつけること。

やはりここでも、新しい問題にチャレンジすることは解けなかった時のリスクが大きいので避けましょう

高校入試「社会」の直前の勉強法

基礎語句の総復習、入試問題の解きなおし、特に説明問題の解答方法を身に着けること。

つまり、受験1週間前で1番時間をかけるべき教科ですこの社会で合否を分けるといっても言い過ぎではありません。

順番は公民→歴史→地理の順番です。最近の受験社会は解答パターンを身に着ければかなりの高得点と直前期に爆発的に伸びます。

社会は直前でも20点は伸びる!!

高校入試「理科」の直前の勉強法

暗記分野(植物、人の体、元素記号など)の復習、問題の解きなおし。

理科も社会同様直前期に大量の時間をかける教科です。

理科が苦手な人は暗記分野をすべて頭に叩き込むことが理科の点数を上げる秘訣になります。

また、物理分野、科学分野が苦手な人はストレスがかかり不安になるのでやらないのもありです。

正確には、苦手なところはやらなくても他のところで取れれば合格できます。

捨てるべきところは捨てる。。。これが合格の鉄則。。。

もちろん上位進学校ではこれはゆるされませんが。。。

高校入試「国語」の直前の勉強法

漢字、作文の時間配分、入試問題の解き直し

基本的には英語、数学と一緒です。今まで解いてきた入試問題の解き直し。あとは漢字を毎日確認すること。

もし入試に作文が出るのであれば、書き方の確認をすることが大切です。

国語で要注意なのが時間切れの恐怖。

しっかり時間内で解きるようにしましょう。

入試1週間前の過ごし方(不安を取り除く7つの約束事)

①不安になる難問などの問題集はやる必要がない

入試1週間前、受験生は焦りと不安に包まれることが一般的です。

生徒

やべ~入試直前なのに解けない問題が次々でてくる

難問や過去の難関問題に挑戦することが逆に不安を増幅させることもあります。

この段階で新たな知識や難解な問題に取り組むことは、限られた時間内で効果的ではありません。むしろ、基礎的な知識の復習や自分の得意分野の確認が重要です。

具体的には、自分が苦手と感じる分野よりも、自信を持っている分野にフォーカスしましょう

基本的な知識の確認と定着が、試験本番での安定したパフォーマンスにつながります。もし挑戦したいと感じるならば、難問よりもバランスの取れた問題集を選ぶことで、知識の広がりを保ちつつ、焦らずに進めることができます。

また、集中力の維持も重要です。長時間一つの問題に取り組むことがストレスになりがちですが、ここでの重要なポイントは質の高い学習時間を確保することです。

短時間で集中的に問題に向き合い、理解を深めることが、1週間前の入試勉強において効果的です。

総じて、1週間前の段階で新たな知識の吸収よりも、確実に身についている基礎知識の復習や得意分野の確認に焦点を当て、焦りや不安を抱えずに学習を進めましょう。

②モチベーションを下げる人に近づいてはいけない

入試直前は精神的な安定が大切です。

そのため、モチベーションを低下させるような雰囲気や言動をする人とは距離を置くことが重要です。

友人や仲間との交流は大切ですが、焦りや不安を煽るような雰囲気の中に身を置くことは、本人のモチベーションを損なう可能性があります。

例えば、「全然分からない」「どうせ受からない」といったネガティブな発言や悲観的な考えが広まる場では、自身の自信やポジティブなエネルギーが奪われかねません。

そのような状況では、自分の目標に向かって前向きに取り組む気持ちが削がれ、逆にストレスを抱え込むことになりかねません。

入試前には、積極的で前向きな人たちと交流し、お互いに刺激を受けながら励まし合うことが良い影響をもたらします。

志を同じくする仲間たちと共に過ごすことで、お互いのモチベーションを高め合い、ポジティブな雰囲気を維持することができます。

入試1週間前にはモチベーションを低下させる可能性のある状況から遠ざかり、前向きで励まし合える仲間たちと共に過ごすことで、受験生の精神的な健康を維持し、試験本番に臨む準備を整えることができます。

③1週間でできることをまとめる

入試1週間前になると、時間の制約が厳しくなります。無理な勉強計画や過剰な情報収集は、むしろストレスを生み出す原因となります。

この時期には、冷静に自分の現状を把握し、合理的な範囲での勉強計画を立てることが肝要です。

まず初めに、受験科目や重点的に対策が必要な分野を整理しましょう。

模試や過去問を振り返り、苦手な分野や不安を感じる箇所を特定します。そして、その中で優先順位をつけて、短時間で集中的に取り組むことができるポイントを見つけます。

1週間でできることは限られていますが、確実な理解や復習を重視することで、自信を持って試験に臨むことができます。

計画をたてる際には、無理なく実行できるような調整を心掛けましょう。たとえば、1日の勉強時間や休憩時間を設定し、疲れがたまらないように工夫することも大切です。

また、計画には睡眠時間や食事の時間も含め、バランスを考慮しましょう。十分な休息と栄養は、集中力を維持するために欠かせません。

この1週間での取り組みが、最終的な結果に影響を与える可能性があるため、計画をしっかりと立て、無理なく実行することが重要です。

④入試で満点は取れない。ミスってもOK

入試直前になると、受験生は満点を目指して全問正解を追い求めがちですが、現実的には難問やトリッキーな問題も存在します。

入試で満点を取ることは非常に難しく、ほとんどの場合、少なからずミスが発生します。この点に対して理解を深め、ミスしても自分を責めないことが大切です。

入試当日、完璧な状態で試験に臨むことは難しいですし、緊張やプレッシャーからミスが生じることも少なくありません。

しかし、ミスを恐れずに、全力で取り組むことが大切です

入試前には、自分に過度なプレッシャーや完璧主義を抱くことなく、リラックスして試験に臨む心構えが重要です。

適度な緊張感を持ちながらも、ミスを受け入れ、次につなげることで、冷静な判断力を維持し、試験の難関をクリアする力を身につけることができます。

自分に対する過度なプレッシャーは逆効果となることが多いため、肩の力を抜いて臨むことが成功への近道です。

⑤筆記用具の中身の確認

入試当日、適切な筆記用具が手元に揃っているかどうかは、意外にも試験の順調な進行に大きな影響を与えます。

受験生は入試1週間前に、筆記用具の確認と必要な物の用意を徹底的に行うことが欠かせません。

最初に、試験で使用できる筆記用具の種類や指定があるか確認しましょう。何本のシャープペンシルやボールペンが必要か、また消しゴムや定規、時計などの必要な道具が揃っているかを確認します。

これによって、試験中に不足することなくスムーズに問題に取り組むことができます。

また、筆記用具は事前に試し書きや模試で使用しておくことが重要です。インクの具合や消しゴムの性能、ペンの書き心地などを確認し、不具合があれば修理や交換を行います。

これにより、本番でのトラブルを最小限に抑え、安心して試験に臨むことができます。

筆記用具の不備や忘れ物がないように、1週間前から慎重かつ計画的に用意を整えることで、試験本番でのストレスを最小限に抑え、自分のベストパフォーマンスを発揮することができます。

⑥夜型ではなく朝型にする

入試1週間前の生活スタイルの調整は、受験生にとって非常に重要です。

特に、生活リズムを夜型から朝型に切り替えることは、試験当日の集中力やパフォーマンス向上につながります。以下は、朝型になるための具体的なアプローチです。

まず、入試当日の受験開始時間を確認し、それに合わせて就寝と起床の時間を調整します。1週間前から徐々に、15分ずつ早く寝たり早起きしたりすることで、本番当日にスムーズに目覚めることができます。

夜型の方は、夜遅くまで勉強をしていることが多いかもしれませんが、入試前の1週間は夜遊びや深夜の勉強を控えるよう心掛けましょう。十分な睡眠を確保することが、脳の機能を活発にし、記憶や集中力を向上させます。

朝は新鮮な気分でスタートできるため、朝型になることで朝の勉強やリラックスした時間を確保できます。これによって、入試当日の朝も慌てずに準備ができ、安定した気持ちで試験に臨むことができます。

1週間前からの生活スタイルの調整は、身体のリズムを整え、試験当日のストレスを軽減する効果があります。入試前はしっかりとした睡眠と朝の時間を大切にし、自分のベストなコンディションで試験に挑戦しましょう。

⑦苦手分野はシカト!!得意分野で勝負!!

入試1週間前、最も効果的な戦略の一つは、苦手分野に過度なエネルギーを費やすのではなく、得意分野での強化に焦点を当てることです。

以下は、この約束を具現化するためのアプローチです。

まず、模試や過去問を振り返り、自分の苦手な科目やトピックを明確に把握します。しかし、これはあくまで把握のためであり、1週間前にそれらの苦手分野を克服しようと焦る必要はありません。

代わりに、得意分野を挙げ、その中でも特に自信を持っているテーマや問題にフォーカスします。

得意な分野での自信が、試験の雰囲気を和らげ、ポジティブな心境をもたらすことが期待できます。また、これによって試験中に冷静な判断ができ、得点を安定させることが可能です。

苦手分野に取り組むことも大切ですが、1週間の短い期間では根本的な理解やスキルの向上が難しい場合があります。そのため、苦手分野に時間を費やすよりも、確実に得点を稼げる得意分野での強化に注力することで、最終的なスコア向上につながります。

入試当日には、得意分野での自信が受験生の心理的な安定にも繋がります。苦手な分野にこだわりすぎず、得意な分野で勝負して、自分自身に自信を持ちながら試験を迎えましょう。

受験生のみなさんへ:最後まであきらめないでください。

先生

一週間後の入試は、あなたがこれまでの努力と学びを発揮する素晴らしい機会です。

不安やプレッシャーを感じるかもしれませんが、自分の力を信じ、頑張りましょう。成功は一つの瞬間に宿ります。最後の一週間、笑顔とポジティブな気持ちを忘れずに、自分の夢に向かって前進してください。応援しています!頑張ってください!

目次