新年度の募集には注意しなければいけない理由

保護者

新年度が始まるのでそろそろどこかの塾にうちの子供を通わせようと思っています。

保護者

でも、実際いろんな塾が新年度生徒募集をしているから、よくわかりません。新年度に塾を選ぶときの注意点ってあるんですか?

先生

確かに新年度の生徒募集は毎年どこの塾でも多いですね。「入塾特典が良いからこの塾に入ろう。。。」って考え方だと後々後悔することになります。

今回の記事でわかること
  • 後から高額請求される恐れあり
  • 塾のシステムに合わないのに通い続ける
  • 新年度の塾側の気持ちを最大限に活用
  • 実際新年度の入塾はお得なの?
  • 納得して通うことが大切

この時期はさまざまな塾では多くの生徒募集スタートします。

「今が料金が安いから、早く入塾しないと・・・」と安易な考えでは後々大変な目に遭ってしまいます。

ただこんな時にこそ逆転の発想が大切です。

塾側の心理を巧みに利用すると、とても美味しい経験ができるかしれません。

それでは本日も張り切って参りましょ〜

目次

新年度の塾選びは授業料金に要注意?

後から高額請求が来る可能性がある

塾を選ぶ際に重視すべき点の一つが、後からの高額請求についてのリスク管理です。

世間の塾では、初期の授業料金が安く抑えられているものの、後日追加料金や補習料金、特別イベントの費用などが請求されるケースがあります。

これらの料金が予想外に高額だったり、明確な説明がなかったりすると、保護者の負担が増えることになります。そこで、塾選びの際には授業料金だけでなく、追加料金や補習料金なども含めてトータルで検討することが大切です

塾のシステムに合わないのに特典に惹かれて通う

塾選びにおいてもう一つ気をつけたいのが、塾のシステムやカリキュラムが自分や子供に合っているかどうかです。

時には特典やキャンペーンに惹かれて、その点を見落としてしまうことがありますが、実際に通ってみて合わないと感じた場合、無理に通わせることは逆効果になります。

例えば、塾の授業スタイルや進度、教材の適合性などが子供に合わない場合は、やる気が低下したり、勉強に対するモチベーションが下がってしまう可能性があります。

先生

塾を選ぶ際には特典だけでなく、子供の学習スタイルや志向に合った塾を選ぶことが大切です。

新年度の塾側の心理はどうなっている?

一旦入塾すると辞めにくいのが塾の特徴

塾の特徴の一つとして、一旦入塾すると辞めにくいという点が挙げられます。これは、入塾時には熱心な勧誘や特典、魅力的なカリキュラムなどで生徒や保護者を惹きつけ、入塾後も定期的に連絡や進捗報告を行うことで、生徒や保護者が塾に依存してしまう心理的なメカニズムが働いています。

そのため、入塾を検討する際には冷静な判断と長期的な視野を持つことが重要です。

塾は3月、4月、5月は赤字覚悟で生徒募集をする

塾経営者にとって、新年度の3月、4月、5月は生徒募集において赤字覚悟で臨む時期です。

この時期は新しい学年が始まり、競合他塾との競争が激しくなるため、特典や割引などの費用をかけてでも生徒を獲得に必死になります。しかし、この一時的な赤字を覚悟することで、あとでしっかり回収するシステムです。

夏期講習、冬期講習から本格的に回収する

塾経営においては、夏期講習や冬期講習などの集中講座を活用して、本格的に収益を回収する戦略があります。

これらの期間は生徒や保護者の学習意欲が高まる時期であり、集中的に授業を行うことで成果を出しやすいため、収益面でのプラスを期待できます。

そのため、新年度の赤字を補うためにも夏期講習や冬期講習などの集中講座に力を入れることが重要です。

塾は一旦入会したら簡単に生徒はやめません。裏を返せばとにかく入会してもらうことが重要というのが塾側の本音。

実際新年度の入塾はお得なの?

一番お得な時期が新年度の時期

ただ、実際は新年度に入塾することが一番お得であると言えます。

なぜなら、多くの塾が新入生を獲得しようとしており、特典や割引、キャンペーンなどを提供しているからです。この時期に入塾することで、授業料金がお得になったり、特典を受けられる可能性が高まります。

ただし、お得な時期だからといって、必ずしもその塾が自分や子供に合っているかどうかも慎重に検討する必要があります。

塾に通う時は納得して通うことが大切

家族でしっかり話し合うことが大切

塾に通う際には、家庭内での話し合いが非常に重要です

特に新年度の入塾を考えている場合、家族全員で塾選びや入塾のメリット・デメリットについてしっかりと話し合うことが大切です。子供の成長や学習環境を考えた上で、入塾が必要かどうか、その塾が適切かどうかを慎重に判断することが必要です。

また、入塾後も定期的に子供の様子を見ながら、塾生活が子供にとってプラスになっているかどうかを確認し、必要ならば適切な対応を取ることが大切です。

まとめ

  1. 授業料金と追加料金のリスク:後から高額請求が来る可能性があります。授業料金だけでなく、追加料金や補習料金なども含めてトータルで検討しましょう。
  2. 特典に惹かれるリスク:塾のシステムやカリキュラムが自分や子供に合わないのに特典に惹かれて通うと、学習効果が下がる可能性があります。適切な塾選びが重要です。
  3. 塾の心理戦略に注意:新年度の時期は特典や割引などが多く提供されるが、一度入塾すると辞めにくくなる心理的な特徴があります。また、塾は3月から5月にかけて赤字覚悟で生徒募集をし、夏期講習や冬期講習で本格的に収益を回収する戦略を取っています。
  4. 新年度の入塾はお得かどうかを検討:新年度の時期が一番お得な時期であるが、家族でしっかり話し合い、子供の成長や学習環境を考えた上で納得して通うことが大切です。

以上のポイントを押さえて、新年度の塾選びに臨みましょう。

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