2021年宮城県高校入試の平均点はどうだった?

去年の入試はどうだったんですか?難しかった?それとも簡単だったんですか?

それと今年は入試はどのようになるのか知りたいです。

そういえば宮城県教育委員会のホームページに昨年度の入試の平均点が載っていたので、昨年度の振り返りと今年の入試はどうなるかを予想してみるよ〜
今回の記事では、
- 昨年度の宮城県高校入試の振り返り
- 今年度はどのようになるのか?
ここら辺のお話をしたいと思います。
2021年宮城県高校入試は簡単?
昨年度の宮城県高校入試の平均点が宮城県教委員会のホームページより発表されました。
今回の平均点を見た感じで率直にお話しすると、

やはり全体的にはやや簡単になりました。あとは例年通り前年度で平均点が低い教科上得点上昇が見られました。ただ今年は教科書改訂の初年度。。。どのようになるのでしょう
宮城県教育委員会より
2021年宮城県高校入試「国語」
それでは各教科を確認しましょう。まずは国語から。

国語は前年と比較して点数の上昇が見られました。昨年度が難しかった分の調整が起きた感じですね。
文章の難易度は昨年度に比べると比較的読みやすい内容が増えていました。ただ文法的に難しい内容も入っていたのも事実。さらに漢字は出題問題数が減少しました。「これは宮城県から今後暗記問題は減らしていくよ」といったサインと見て取れます。
今後今の所大幅な変更は見られないと思います。そのため例年通り文学的文章、説明文章、古文、漢字、作文パターンはそのままだと思います。
ただちょっと気になるのが、

個人的には古文、作文が色々と怪しいところ。なんか色々変更してきそうな感じがします。

あと気になるところは暗記分野を嫌う近年の入試において、記述式や資料の読み取りに関する問題がさらに出題される恐れがあることですね。
2021年宮城県高校入試「数学」
次は数学を振り返りましょう。

数学はやはり例年通りかなり難しいのが宮城県の特徴。
特に関数や図形の証明といった難易度はかなり高いレベルの力を要求されます。特に進学校県内屈指のナンバースクールを目指している場合はこの関数や証明といったところで点数を落としてしまうとかなり合格を厳しくなります。
夏休み中までには必ず基礎的な関数、証明問題は解けるようにしておくことがとても大切になります。
またこちらも国語同様に近年の傾向では思考問題を数学の中に取り入れる傾向をとても強いです。例えば長めの文章を出題し、その文章の中から数学的な思考を見つける問題がよく出題されます。
これは残念ながら学校の試験だけの知識だけでは対応できません。書店などで売っている問題集や様々な練習を重ねることがとても大切になります。
2021年宮城県高校入試「英語」
次は英語です。こちらは色々今年世間をざわざわさせている教科です。

平均点は昨年度と比較すると難しかった傾向がありました。しかし今年入試ではそれ以上に平均点では難しい結果になりました。
特に長文の中に出てくる単語のレベルの高さやまた文法の知識を問う問題ではかなりの難易度の問題が出されていました。

例年であれば今の中学3年生の入試の英語は簡単になりそうですね。。。と予想しそうになりますが、、、

もしかして今年から教科書が変わってしまった問題ですね。

あ、学校の先生が言っていました。今年の英語は単語数が増えたりなかなか大変だって。

まさにその通りなんだ。
英語に関しては特に今年の受験生は入試では注意しなければいけません。なぜならば、この英語が今年教科書改訂され大幅に変更された強化の1つであるからです。
おそらく今まで以上の長さの長文を読まされることを覚悟していたほうがいいと思います。
さらに単語ただ暗記するだけでは対応できないような問題を出されることも考えられます。特に英作文やリスニングは要注意。
対策としては日ごろから入試問題を多く時長めの長文を読む訓練をすることがとても大切になります。。
2021年宮城県高校入試「理科」
理科は昨年度平均点が高かった教科。やはりその影響を食らい今年は平均点が下がりました。今年はおそらく理科に関してはそこまで大きな点数調整はないと考えられます。
ただ思考問題や記述力を問う問題は出題されます。
2021年宮城県高校入試「社会」

平均点をみると今年の社会はとてもおいしい教科でした。
特に昨年度の平均点の低さを考えてみると今年は難易度を優しくなると予想できた人は多かったはず。入試直前で社会で逆転合格した生徒多いようです。
今年度の入試ではやはりまた難しくなりそうな感じがします。
今年度の宮城県高校入試はどうなるの?
今年度の宮城県入試は大幅な教科書改訂がされた一年目になります。昨年度まで使われていた過去問は1つのサンプルでしかなくなりました。
近年よく出題されている

思考問題や記述力を問う問題の増加が見られるようになりました。今年度の入試でもその傾向を強く残りそうです。
教科の中で特に気をつけなければいけない教科は英語です。
単語数の増加に伴い長文は今まで以上の長さになることは考えられます。おそらく長文を苦手としていた生徒はさらに苦労することになりそうです。
日ごろから単語の学習だけではなく長文を読む習慣を身に付けなければいけません。特に教科書内容の英文はすらすらと日本語に訳するレベルまで落とし込まないといけません。
まだまだ問題ごとが・・・。

さらに問題になってくるのがリスニングです。大学共通テストが変更に伴いリーディングだけではなくリスニングも重視されるようになってきました。
高校入試ではこの影響をもろに受けると思います。リスニングを制するものが受験を制する。。。