今月も模擬試験が近づいてきました。
え、模擬試験受けているの?俺まだ受けていないんだけど?だって、まだそんなに勉強していないから。。。でも受けたほうがいいのかな?
あら〜、今回は模擬試験での悩みだね。確かに模擬試験をどのタイミングで受けたほうがいいのか、微妙なところってあるよね。
あと、どのような模擬試験を受けたほうがいいんでしょうか?
あとは、、、模擬試験の成績を信じて良いのでしょうか。他にも・・・。
よっしゃ〜、それでは今回は模擬試験についてお話ししたいと思います。
今回の記事では、
- 模擬試験の結果は大切?
- 何の模擬試験がいいの?
- 模擬試験で注意するポイントは?
- 模擬試験のメリット、デメリットのお話
ここら辺のお話をしたいと思います。本日もはりきってまいりましょう。
模擬試験の結果は大切?
模擬試験の成績はやはり大切なんですよね。なんか模擬試験がいつも難しくて成績がやばいことになっています。
そうだね。模擬試験で良い判定を出すことは大切なことなんだけど、実は模擬試験でもっと大切なことがあるんだ。
もっと大切なことってあるんですか?
それは自分の弱点を知ることなんだ。
模擬試験は学校の試験と違い、とても難しい試験になります。校内試験のように点数を取ることは当然難しくなります。
模擬試験で注意するポイントは?
模擬試験の判定を信じ切ってはだめ?
模擬試験の判定は基本的にはA〜D判定が出できます。
Aが80%以上
Bが60%〜80%
Cが40%〜60%
Dが40%以下
ここで出てくる判定で注意してほしいことがあります。
それはA判定でも不合格になる場合があるということです。
もちろんD判定からの合格もあります。あくまでも模擬試験の結果は目安に過ぎません。結果に一喜一憂せずにしっかりと自分の苦手分野を見つけ出してほしいと思います。
地元でやっている模擬試験を受けた方が良いいの?
いろんな模擬試験があってどれを受ければいいんですか?
世の中には様々な模擬試験が存在します。では実際どのような模擬試験を受ければいいのでしょうか。
確かに難しいよね。でもその答えは実はとてもシンプルなんだ。
全国模試では範囲が広くなってしまうため正確な判断ができません。
もし仮にあなたが、宮城県の人で県外を受験する場合はその県の模擬試験を受験したほうがいいと思います。
進学先は地元の人は地元で行われている模擬試験が良いと思います。例えば宮城県であれば以下のような宮城県限定の模擬試験。
私立を受験する人と公立を受験する人では模擬試験の出題範囲が違うので、私立の人は私立用の模擬試験。公立の人は上記のようなも模擬試験を受験することがお勧めです。
模擬試験はいつ受けた方がいいの?
結局、模擬試験は受けたほうがいいのでしょうか?またどのようなタイミングで受験すればいいのでしょうか?
模擬試験は受けるべきだと思います。タイミングに関しても勉強してから受験すると言うのではなく、今すぐ受けるべきだと思います。
現状の学力をしっかり把握することが模擬試験では大切になります。模擬試験後に返却されるデータには自分がどの分野が苦手でどの分野が得意かが載ってあります。
それを見て自分の弱点を探し出すことがとても大切です
まだ受験したことがなければまずは1回受験してみることをおすすめします。
まず受験することで受験の雰囲気や空気感などを体感することができるからです。
学校の試験より点数が低いけど大丈夫?
学校の校内試験ではいつも400点以上です。でも模擬試験になった瞬間に300点になってしまいました。一気に点数が下がってしまうんですけど大丈夫でしょうか。
先ほどもお伝えした通り、模擬試験の範囲は今まで学習してきた内容までが範囲となります。そのため学校の試験に比べて模擬試験の成績は下がってしまうのが当たり前になります。
目安としては50点から100点近く下がる事はよくあります。ただ150点から200点以上下がってしまった場合は要注意です。
<模擬試験と校内試験点数差>
まず一般的な例として校内試験400点の生徒が模擬試験を受けた場合、大体300点前後の成績になります。そのため− 100点前後の模擬試験の結果が考えられます。
しかしながら注意しなければいけないのか下の生徒です。校内試験では400点をとっているにもかかわらず模擬試験を受けて、その結果が200点前後。
このように学校のテストと模擬試験の成績があまりにも離れている場合はこのようなことが考えられます。
- 校内テストがあまりにも簡単?
- あなたが模擬試験に対応するための学力が足りないの?
- あなたが模擬試験に対する意識が低いためこのような結果になってしまった?
このように様々な原因が考えられます。そのため模試結果を見て200点前後点数差が離れている場合は、あなたが通っている学校の先生や塾の講師に相談してみるべきです。
模擬試験を受けるメリット、デメリットは?
模擬試験のメリット
模擬試験を受ける最大のメリットは「自分の弱点を見つけ、自分の成長を数字で見ることができる」こと。
数字とデータを活用して合格するための逆算をすることができることとても大切です。
模擬試験のデメリット
仮にA判定が出たとしても合格できるわけではありません。さらに、学校のテストと違うため点数を取れないと言うことが最大のデメリット。
点数が低くなってしまい、やる気がなくなってしまうことも考えられます。
模擬試験を受けた後はどうすればいいの?
模擬試験の復習をする
返却されたデータを徹底的に活用する。その返却されたデータの中で自分がどのようなところができないのか、または自分はどのようなところが得意なのかがハッキリと書いてあります。
特に苦手な分野と言うものがはっきり出てくるのでその分野を徹底的に復習することがお勧めです。
模擬試験を受験して自分の弱点を見つける
ここで質問をします。あなたの弱点は何なのでしょうか。すぐに答えることはできますか。
このようなことを質問されたときにすぐに答えることができなければいけません。
もし仮にあなたの答えが「数学や英語が苦手」などと言う答えを出した場合には少し注意する必要があります。
どうして注意しなければいけないんですか。
英語が苦手や数学が苦手だけでは範囲があまりにも広すぎるからだよ。
受験で必要な事は「自分の弱点を客観的に分析する力」なんだ。模擬試験ではその自分が弱点を客観的に分析することができるんだ。
弱点を見つけると言う事は、数学で言うならば二次関数の「速さ」の問題ができない。
社会で言うならば歴史の江戸時代の部分が苦手。このように自分の弱点と言うものをはっきりさせないといけません。
ただ単に「この教科が苦手だとかこの教科が好きだ」では入試で戦っていく事は厳しくなります。
次の模擬試験に向けて対策を考える
自分の成長を観察し、分析する。入試で合格するためには常に入試までの日数を逆算的に考えなければいけません。
例えば入試が3月にある場合、あなたはその3月に向けてどのような準備をすれば良いのでしょうか。2月までで基礎を固めるのか。それとも1月で基礎を固めるのか。
仮に2月で基礎が終わったならば入試問題はそこからの1ヵ月で解くことができるようになるのか。
などこのようなことを逆算的に物事を考えていかないと入試では勝つことができません。ただ闇雲に勉強すれば良いと言うような発想は今すぐやめるべきだと私は思います