高校受験で不合格になる理由は?
「不合格」って、やはり、辛いですよね。
現実問題、私は様々な試験で不合格を経験した人間です。。大学受験。。。教員採用試験。。。見事に不合格。。。あの番号がなかった感じ、、、とても辛い。。。
その経験を生かし塾を経営し、日々受験という魔物と格闘中。。
そんなこんなで、つい先日、高校受験に関してある保護者からこの様な質問を受けました。
先生、うちの子ども勉強しないんですけど。。。入試は本番の点数が取れていれば合格できるんですか??なんか入試のことよく分からなくて。。。。
確かに入試って、わからないことって多いですよね。
実は入試で大切なことは「入試本番の点数だけで合否を決めているわけでは無いことなんですよ。通信簿の成績(内申点)もとても大切な要素になってきますよ」。
この記事では入試で不合格だった生徒の体験談をもとに、今後どのように受験生は過ごさなければいけないのかを記事にしています。
高校入試では入試本番の点数がすべてではない?
先ほど述べた通り、高校入試では本番の点数だけではなく、調査書の点数がとても大切になってきます。
ここのところを「意識して生活している生徒」と「そうではない生徒」ではものすごい差が生まれてくるので、ちゃんと3年間を計画的に生活を送らなければいけません。
中学3年生になったから受験勉強をすればいいんじゃないの?
という考え方ではかなり危険になりますよ〜〜。
それはなぜか??
当然、中学1年生、2年生の時の調査書点はもう取り返せないからです。
そのため3年生から勉強するのでは、遅い。ということになります。
この記事を読んでいるあなたがもし中学3年生だったらどうすればいいのでしょうか。
やばい逆転合格したい人はこちら↓
高校受験で不合格?どのような生徒?(進学校編)
(進学校の基準は偏差値60以上の高校とします)
登場人物は野球部のA君。中学1、2年で部活中心。
「中3になったら勉強すれば間に合うだろう」
そんな生活だったため、1、2年生の内申点が低い状況になっていました。内申点の大切さに全く気づかず1、2年生を過ごしてしまいました。
約束通り部活引退後は必死になって勉強しました。もともと頭の回転が早いA君は模擬試験の合格判定もめきめき上昇します。「これは合格できるのでは??」
結果は・・・不合格。。。周囲の期待に応えることはできませんでした😭
やはり決定的にダメだったのがな調査書点の低さ。
進学校の辛いところは3年生からの逆転がきつい?
何度もお話ししていますが、入試では「入試本番の結果と同じように調査書点もかなり重要視」されます。
つまり、3年生で必死になり受験勉強しても、逆転はかなり困難になってしまうということです。厳しい言い方をすると、、、進学校を本気で目指したい場合は中学1年生からスタートしなければいけないということです。
先ほどの生徒の模擬試験はA判定でした。しかし、不合格になってしまいました。
もし、このときに自分の調査書点が低かった場合は少しランクを下げて受験することが必要になります。辛いですが、これが現実なんです。。。
生徒が頑張っている姿を見ていると具体的な数字の話はしたくないのが本音ですがしかし、入試はそんなに甘くありません。。。
高校入試は頑張ってもどうしようもない時がある
高校受験はそんなに甘くないんだ。。。やっぱり自分の成績と調査書点数を冷静に見極めることが大切なんだよ。
進路変えたくないな〜。でも、調査書点の数字も悪いし。どうすれば。。。
進路を変更することはとても勇気が入ります。実際、ここまで調査書点が大切だと思っている保護者の方は多くはありません。
もちろん、生徒もこの調査書点の必要性をわかっていない生徒はとても多いです。
でも、冷静に進路は決めなければいけません。
- しっかりデータを元に合格できるのか?
- チャレンジしてもいいのか?
- それともチャレンジすら出来ないところにいるのか?
特にこの様な進学校を目指す場合は早めの対策を考えなければいけません。不合格になるケースは調査書点。。。やはり大切なんですね。
高校受験で不合格になる生徒(倍率割れの高校編)
「倍率が割れている高校というと簡単に合格できるでしょ〜〜」と誤解が生じるかもしれませんが、、ここで注意しなければいけないことは倍率割れでも不合格になるということです。。
楽勝でしょ〜〜倍率割れてるから簡単じゃん〜〜
そんな声が聞こえてきます。。。実はこれは大きな間違いです。。。先ほどもお伝えした通り、偏差値が低かろうが高かろうが「倍率が割れていても不合格」になる現実を知ってほしいということです。
まじで、これは恐ろしいことです。。。
では倍率割れをした高校を受験した生徒はなぜ不合格になってしまうのでしょうか。今回は「偏差値が低めの高校で倍率が割れたケース」の生徒のお話しです
偏差値が低い高校の不合格者は内申点なの?
倍率が割れていてさらに偏差値が低い高校(偏差値40以下)でも不合格者はでます。。
なんか、倍率割れという言葉を聞くと理論上は全員合格になるって感じがするんですけど実は不合格者が出てしまうんです。
では、どの様な人が不合格になってしまうのでしょうか??答えはとてもシンプルです。。。おそらく入試の点数も関係があると思いますが、、、
調査書点と素行がとても重要視されていると思います。。。
ま〜高校側からしたら当然ですよね。
ある程度の学力があっても「他の生徒に迷惑をかける様な生徒」は欲しいと思いませんよね。。
いかがだったでしょうか。やはり内申点はかなり重要な要素になります。例え勉強が苦手でも提出物や、学校行事を積極的に行って欲しいと思います。
生活習慣の乱れや学校の行事への積極的な参加を行っている生徒の合格率は比較的高いです。
それでは皆さんの合格を楽しみに〜しています。