
うちの子供、受験生なのに勉強しなくて本当に困るわ〜〜。そろそろ塾に入れようかしら。

どうやらお悩みのようですね〜。どうしましたか?

個別指導の塾に入れようと思って資料を取り寄せたんですけど。。。なんかよくわかんないです。。。

確かに、塾選びをする時は資料だけ観ていても、わかりずらいですよね。。。
連日、塾業界では新規の生徒数をふやすために、毎日のように新聞折込チラシ、テレビCM、ネット上で大騒ぎです。。
ま~塾は新規顧客獲得のため、めちゃめちゃ必死になっています。ビジネスなんで当たり前なんですが。。。
このような時、「この塾は家から近いからここにしよう」「ここの塾は友達がいるから」的な安易な考えで塾を選んでしまうと後で大変なことになってしまいます。
そこで本日は、個別指導塾選び
- 授業料金はどうなの?
- 指導人数は何人で授業するの?
- 授業時間は何分なの?
ここら辺のお話をしたいと思います。

個別指導の授業料金はどのくらいが相場なの?

これを観てみると、、、指導人数が少なく、授業時間数が増えると授業料金は高くなっています。
授業料金を観てみると1対3、個別60分授業の金額が1番安いです。ま〜単純に指導する生徒が増え、指導時間が少なくなれば料金は安くなると言うシステムですね。
1対1 | 1対2 | 1対3 | |
60分 | 20,000 | 10,000 | 8,000 |
80分 | 25,000 | 15,000 | 13,000 |
90分 | 28,000 | 18,000 | 16,000 |
個別指導の指導人数、指導時間は?

個別指導は何人くらいで授業をするんですか?

授業時間もよくわかりません。

個別指導塾では一般的に1対1、1対2、1対3が基本的なスタイルになっています。ま~いわゆるマンツーマンレッスンといわれる授業ですね。

指導時間は一般的に60分〜90分授業が中心になってきています。
おすすめの授業時間は?
実際、私の塾でも60分、90分、120分など様々な時間割りを試してみましたが、生徒の集中力を考えると60分は理想的という結論に達しました。
この理由は簡単です。学校の授業を考えてください。学校は何分授業でしょうか?おそらく50分授業の所が多いです。

つまり、この50分授業という時間は子供に染み付いた体内時計のようなもの。
集中できるのもこの時間がちょうどいいので、60分授業が良いと思います。

特に小学生、中学生では90分は長すぎます。
では、ここで大学の授業は90分ではないか?という声が聞こえてきそうなのですが。。。この問題に対する答えとしては「大学に入学してから少しずつ体を慣らしていけばいい」と思います。
とはいえもちろん個人差があります。子供の集中力を考えてどのような時間帯が理想的になるのか考えてほしいと思います。
個別指導の落とし穴にあなたは気づいていますか?
ここで少し先ほどの料金表を使い数字のマジックをご紹介します。

あれ60分も90分も子供が教わる時間は変わらない?でも90分のほうが料金が高い?

そうなんです。数字だけを見ると同じになってしまうんです。でも授業料金は90分の方が高い。
これが先ほどお話ししていたあなたが落とし穴なんです。まじでこれってやばいですよね〜。
じゃ〜90分の授業をやっていない時間帯は子供たちは何をしているのか?
この時間は問題演習をやっている時間になります。つまり、指導を受けていない時間になります。
なんかこの時間もったいないですよね。せっかく高い授業料金を支払っているのならば、授業を受けて、少しでも学力アップにつなげてほしいと思います。
低学年はやはり60分以下の時間帯がいい?
実際、どのような時間帯がいいかは好みによります。

ですがやはり私は60分授業のほうがいい。と思います。特に低学年になればなるほどその方がいい。
何度も同じことの繰り返しになってしまいますが、やはり子供の集中力は長く続かないからです。
ま~子供だけではないですよね。大人だって90分会議と60分会議どっちがいいですか?中身のある会議なら90分でもいいんですが、、、。
でも塾ではどうして90分になっているのでしょうか。。。これっておかしいですよね。。。なんでこんなことになってしまうのか?
その答えも簡単です・・・。

塾側は子供の数が減ってきて、生徒数を集めるのがきついから、生徒一人からの単価を上げる。そして利益を上げることを最優先にする。
塾はやはりビジネスと考えること?
塾はあの手この手を使い利益を上げようとしてきます。

「お子様を手厚く見るために、授業時間は長いですよ~。。。」
と表向きでは保護者に話します。裏ではいかにして生徒1人からお金をゲットするかを考えているんです。
ま~ビジネスですから当然ですね。これが嫌なら塾に行かないのも選択肢の1つですよ。
塾は子供のためでもあります。しかし、ビジネスのためなので利益率を優先しているのがあたりまえ。この認識を保護者にちゃんと持ってほしいです。。。
そういえば、私の知り合いの田舎にある大手塾の塾長がこのようなことを言っていました。
特に田舎の地域に根差した大手塾は強烈ですね。他に塾がない。競争がそもそもない。大手という安心感で生徒が入会してくる。ウハウハだと言っていました。
次々に保護者に対し「あなたの子供は今の成績では厳しいです。この科目。この科目も受講してください。あと、このオプション講座もいいですね」と1人当たり10万円以上請求するとのこと。恐ろしっすこれは。。。
さらに、これから始まる講習会のノルマが各社員に課せられていること。これもちゃんと知っていなければいけません。
例えば各社員1人にノルマ100万。これが達成できなければ冬のボーナスで査定される。社員は生活がかかっているから必死です!なので必死になり生徒に高額な金額を講習会で請求する。

つまり、この各講習会の時期にバリバリ金額をふっかけてきたら「この塾は本当に大丈夫か?」と疑問に思った方がいい。
あなたが今通っている塾は本当に大丈夫ですか?またはこれから通おうとしている塾は大丈夫ですか?
やはり、情報は正確に、ちゃんと「信じること」と「信じないこと」を考えることが大切。。。
