大学受験を考えてて、進学校に行きたかったんですけど。。。やっぱり、成績が足りません。。。
進路を変更しないで、頑張ってそのまま受験したほうがいいの?それとも変えたほうがいいの?
やっぱり、第一志望に合格したいよね。特に大学を考えていた場合はなおさら進学校に行きたいよね。
でもね。。。実は第一志望の高校に合格するだけが全てではないんだよ。
みんな第一志望に合格したいと思っています。第一志望に合格するために毎日勉強しています。
しかしながら全員が第一志望に合格できるわけではありません。
そこで今回は、
- 成績が足りない時、第一志望は変える?変えない?
- 「あきらめる」のではなく「受け入れる」?
- 明確な進路がないなら、無理に進学校を受験しない方がいい?
ここら辺のお話をしたいと思います。
成績が足りない時、そのまま第一志望を受験していいの?
第一志望の合格まで成績が足りません。調査書点もそんなに高くありません。でも受験して合格したいです。どうすればいいですか。
成績と調査書点が足りていない状況なんだね。入試まであとどのくらいかわかるかい?
・・・あと1ヶ月です。。。
そうか、、、正直はっきり話すととても厳しいと思うよ。チャレンジ受験になっちゃうよ。
進路を変えるか、変えないかの2択の質問に答えるならば、入試までの期間を考えると、進路変更を考えた方が良いと思います。
しかしながら、誤解しないで聞いてほしいのですが、「チャレンジすることが目的なのか。それとも合格することが目的なのか」で受験のスタイルは全く変わってきます。
チャレンジ受験ってどういうことですか?
チャレンジ受験とはどのようなこと?
チャレンジ受験とは、
- 気合と根性で受験を乗り切れると思っている人。
- 第一志望まで学力は足りてはいないけどになんとか受かりたい人。
一見頑張って受験勉強をする良い感じがするのですが、、、この受験スタイルの生徒にはこのような問題が生じてきます。
受験勉強をとにかく頑張ります。私、めっちゃ頑張りますから〜頑張れば合格できますよね。。。
、、、と考えているところがとても気になります。
合格できるかギリギリのラインならまだ可能性がありますが、このタイプの生徒は自分自身の成績を冷静に判断できていないことが多いです。
そのため、自分の学力より上の学校を受験する傾向が強いです。確かに頑張れば学力はかなり向上し、合格点に届くかもしれません。しかしながら、
受験では学力だけではなく「調査書」の点数も考えなければいけないよ。
調査点数(通信簿の点数)は3年間の積み重ねです。受験直前に頑張っても、どうしようもありません。
そのところを冷静に分析し勝算がある場合はぜひ受験してほしいと思います。
進路選びは「あきらめる」のではなく「受け入れる」?
悔しいですけどやっぱり諦めた方がいいんでしょうか。
ん〜やっぱり、受験データを冷静に分析して難しそうなら無理はしないほうが懸命だね。
これからの長い人生、全てににおいて自分の思い通りにいくことはありません。
一生懸命に勉強してきた。
一生懸命に頑張った。
それでも報われないことはいくらでもあります。
正直、私も毎年この時期になると、生徒の点数を見て「この進路は厳しいから、こっちにしたほうが良い」とアドバイスします。
そして、「これで本当によかったのか」と日々自問自答が繰り返されます。
ただそれ以上に辛いのは、進路を変えなければいけなくなってしまった受験生だと思います。
気休めの言葉は見つかりません。毎年、この「進路を変えた方がいい」と伝えたあと涙を流す受験生もいます。
ただ忘れないでほしいことは、
今はとても厳しいですが、今の自分を受け入れることです。
そして3年後に見返せばいい。いい大学に入る。いい進路先に進む。いいところに就職する。
大切なことは今の現状を受け入れて今後どのように行動するかで未来はいくらでも変わるといいうことです。
明確な進路がないなら進路変更はあり
明確な進路が決まっていない人はどうすればいいでしょうか?
例えば学力はそこそこでもそんなに勉強したくはない。さらに進学校に興味がない。実際、予備倍率を見たから自分が進学しようと思っていた高校の倍率がかなり高かった。
このような時は無理にその進学先を選ばない方がいいと思います。
そもそも進学校に入るためにみんなめちゃめちゃ勉強しています。
あまり勉強をしたくない状況では受験で戦うことが厳しくなります。さらに入学後学校生活の中で、かなりハイレベルのことを要求されます。
するとさらに勉強に対するモチベーションが下がりやる気がなくなる可能性が高くなります。
その結果、自分が入りたい大学には行けない。。。という状況が考えられます。
進路を少し下げて、その学校でトップを目指し、推薦を取ることがお勧めです。
最後に受験勉強を頑張る君へ
ここまでとても厳しい話をきてきました。
もしかするととても嫌な気持ちになったかもしれません。
ただ、最終的に、
受験するのは君だから、最後は君自身で進路を決めるしかないんだ。
自分の力を信じて、危険だと言われた高校を受験して合格した生徒も当然います。
後悔しない受験をしてください。
それではあなたが春に桜の下元気に志望校に通っていることを楽しみしています。