「英語が苦手です…。おすすめの参考書はありますか?」

これは、私が塾で最も多く受ける質問の一つです。
本屋へ行くと英語の参考書が何十冊も並んでいます。
インターネットで検索しても、
- おすすめ参考書ランキング
- 高校受験におすすめの英語参考書
- 買うべき参考書10選
といった記事ばかりです。
しかし、私は少し違う考えを持っています。
偏差値40前後の生徒に必要なのは、「人気の参考書」ではありません。
必要なのは、
「最後までやり切れる参考書」
です。
私はこれまで多くの中学生を指導してきましたが、英語が苦手な生徒ほど、難しい参考書ではなく、基礎を徹底的に固めた生徒の方が大きく成績を伸ばしています。
今回は、偏差値40前後の中学生に本当におすすめできる英語参考書を3冊だけ紹介します。
偏差値40の中学生が英語で伸びない本当の理由
「英語が苦手だから長文が読めない。」
そう思っている人は多いかもしれません。
しかし、実際に答案を見てみると、多くの生徒は長文以前の問題でつまずいています。
例えば、
- 英単語が分からない
- be動詞と一般動詞の区別が曖昧
- 三人称単数が理解できていない
- 過去形・現在形を使い分けられない
つまり、
長文が苦手なのではなく、基礎が抜けているのです。
だからこそ、最初に選ぶ参考書がとても重要になります。
英語参考書を選ぶときに一番大切なこと
私は参考書を選ぶとき、必ず3つのポイントを見ます。
① 最後まで終えられること
途中で挫折してしまう参考書は、どれだけ評判が良くてもおすすめできません。
② 解説が分かりやすいこと
「答え」ではなく、「なぜそうなるのか」が理解できる参考書を選びましょう。
③ 何度も繰り返せること
成績が伸びる生徒は、1冊を3〜5周しています。
第1位 『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』
私が偏差値40前後の生徒に最初におすすめする1冊です。
おすすめする理由
- 解説がとてもやさしい
- イラストが多く理解しやすい
- 中1から復習できる
- 英語が苦手でも続けやすい
おすすめな人
- 英語が30〜60点くらい
- 文法に自信がない
- 何から始めればいいか分からない
おすすめできない人
- 偏差値60以上
- 英検準2級以上を目指している
- 基礎文法がすでに完成している
現役塾長の一言
英語が苦手な生徒ほど、「簡単すぎるかな?」と思う教材から始めた方が結果的に早く伸びます。
基礎を飛ばして応用問題に進むと、途中で手が止まってしまう生徒を私は何人も見てきました。
第2位 英単語帳(中学生向け)
英語は単語が分からなければ文章を読むことができません。
市販のもので、自分に合った高校入試用のものがおススメです
毎日10〜20語でも十分です。
大切なのは、
毎日続けること。
1か月後、3か月後、半年後には大きな差になります。
現役塾長の一言
英単語は「一気に100語覚える」より、「毎日15語を続ける」方が定着します。
短時間でも毎日続ける習慣を作りましょう。
第3位 学校ワーク
意外に思われるかもしれませんが、私は学校ワークを非常に高く評価しています。
市販の参考書を買う前に、
学校ワークを完璧にしてください。
最低でも3周。
間違えた問題だけを何度も解き直しましょう。
現役塾長の一言
成績が伸びる生徒ほど、学校ワークを丁寧に使っています。
逆に、新しい参考書ばかり買って学校ワークが終わっていない生徒は、思うように点数が伸びないことが少なくありません。
偏差値40の生徒がやってはいけないこと
英語が苦手だからといって、
- 高校生向けの英文法参考書を買う
- 長文問題ばかり解く
- 難しい問題集に挑戦する
これはおすすめしません。
まずは、
「単語」と「文法」
この2つを固めることが最優先です。
私ならこう勉強します
7〜8月
- 中学英語をひとつひとつわかりやすく。
- 英単語15語
- 学校ワーク
9〜10月
- 学校ワーク2周目
- 文法総復習
- 教科書本文の音読
11〜12月
- 実力テストの解き直し
- 宮城県公立高校入試の過去問
- 苦手単元の復習
まとめ
偏差値40前後の中学生におすすめする英語参考書は、この3つです。
- 『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』
- 中学生向け英単語帳
- 学校ワーク
参考書は、たくさん買えば成績が伸びるわけではありません。
大切なのは、
「今の自分に合った教材を、最後までやり切ること。」
これが、英語の成績を伸ばす一番の近道です。
現役塾長から最後に
私はこれまで多くの中学生を指導してきました。
その中で強く感じるのは、
英語は才能ではなく、積み重ねの教科だということです。
焦って難しい問題に挑戦する必要はありません。
まずは単語を覚えること。
文法を理解すること。
そして、同じ参考書を何度も繰り返すこと。
この積み重ねが、半年後、一年後には大きな自信となり、英語の成績につながっていきます。
